こちらの記事では、Z会幼児コース について、コスパはいいのか、効果はあるのか、難易度は?など、気になる点を詳しく解説していきます!
現役保育士さんにも、『受講する意味はあるのか』、実際の教材を見てもらってみました!
- Z会幼児コースってどんな教材
- コスパはいい?料金は?
- Z会幼児コース(年中)の教材内容
- Z会幼児コース(年中)の1年間で学ぶ内容
- マイページ・ご褒美プレゼント!
- お得なプレゼント
- Z会幼児コースの効果は?
- Z会幼児コース(年中)の現役保育士の評価
- Z会は教科書よりも高いレベルができるようになる!?
- 『ぺあぜっと』では毎月食育の内容がある?
- Z会幼児コース(年中)のメリット・デメリット
- Z会幼児コース(年中)はこんな人におすすめ
- 受講を決める前に必ずしておきたいこと
Z会幼児コースってどんな教材
難関大学教材で有名なZ会。Z会の幼児コースは、様々な幼児教材と比較しても、比較的レベルは高めです。また、『ぺあぜっと』とよばれる体験型ワークを通しての学習が非常に特徴的な教材になっています。年中さんからは、マイページなどの、デジタルコンテンツの活用や、ご褒美ありの提出課題なども増え、本格的に学びを伸ばしていける内容になっています。
コスパはいい?料金は?
年中さん年齢の教材を、他の大手通信教材の料金との比較をしてみました。
値段的には、少し高め。ただ、課題の添削やご褒美があることを考えると、高すぎる教材ではない、といういう印象です。
Z会幼児コース(年中)の教材内容
料金 | 2244円(税込み) |
内容 |
〇ペアゼット(体験型ワーク) 〇ペアゼットi(保護者向け情報誌) 〇考えるちからワーク 〇ペアゼットシート(添削課題) 〇デジタル英語教材 |
年中さんから、担当の先生が付き、添削課題の提出があります
もっと詳しく教材内容が知りたい!という方は、無料のお試し教材がおすすめ!実際の教材内容が分かるだけでなく、教材に触れてみてのお子さんの反応を見ることもできるので、どうしようか悩んでいるという方は、一度無料資料を請求して、みることをおすすめします
私も実際に無料資料を請求してみました。
こちらが実際に届いた資料です。
ひらがなだいすきワーク
こちらは、「考えるちからワーク」と並行して進められるひらがなだいすきワーク
とめ、はね、はらいを練習する運筆問題や、ひらがなシールを貼る問題
一年で7冊の冊子が届き、清音・濁音・半濁音のすべてのひらがなを学ぶことができます。
イラストになっているから、運筆もお勉強!という感じなく楽しく学べるね
いるかさんはぴゅーぴたっ♪ かめさんはすーいすーいだって♪
かんがえるちからワーク
年中さんから、すでに本格的にひらがなの練習が始まります。
こちらはかずの問題。問題内容自体は簡単ですが、シールなどではなく、実際に文字を書いていく課題です。
自然の問題。草花や虫など、身近な自然の問題が毎回入っています。
こちらは子ども達の大好きな迷路を使った論理問題
魚屋さん、花屋さん、ケーキ屋さんだけは通り過ぎてOKという問題です
ゲーム感覚で遊べて楽しいね♪
もっと迷路ないの? もっとやりたい!
ぺあぜっと
Z会の特徴ともいえる体験型ワーク、「ぺあぜっと」
坂の高さとボールの転がり方の関係や、一緒に協力していく協同性について学んでいきます。
最初は面倒くさいと思ってたけど、やってみると楽しい♪
ママ! よく見て! ボールそっち行ったよ!!
めちゃくちゃ盛り上がりました!これは雨の日の遊びにもいいかも!
ぺあぜっとに毎月必ずついてくる食育のページ
ママ!レタスとのり、ちぎって飾れたよ!
上手にできたね!おいしそう!
僕が一人で作ったんだよ!
普段はあまり野菜が好きではないのですが、自分で作ったことで、おかわりして食べた息子。
これこそ、食育の大切さだね!
『ぺあぜっとi』では、保護者向けの問題の回答や教え方、楽しみ方のアドバイスが丁寧に乗っています
回答や教え方、子どもに身に着けたい内容が書いてあるので、すごく教えやすい!
Z会幼児コース(年中)の1年間で学ぶ内容
1年で学ぶ内容 | |
かんがえるちからワーク |
・ひらがなの読み書き ・カタカナの読みや語彙を増やす ・「っ」のつく言葉 ・平面図形・立体図形の認知 ・数の合成・分解 ・お話の順番を考える ・条件整理問題 ・課題描画 ・身近な生き物の特徴 ・ごみの片付け ・秋の植物 ・年中行事 |
ぺあぜっと |
・身の回りの形に注目 ・野原の植物に目を向ける ・音の持つ性質に触れる ・科学遊び ・体遊び ・伸び・縮み、ジャンプの仕組みを知る ・むすぶ練習 ・みぎ・左・さかさま ・買い物 ・大掃除 ・箱を使った工夫 ・パフェづくり ・きゅうりの漬物作り ・ゼリーづくり ・日本茶に親しむ ・手作り天秤で重さ比べ ・音読 |
知育から、生活習慣、身近な自然や食育まで、広い範囲が網羅されていますね。
図形の認知や、音読など、かなり高度な内容も・・・!
マイページ・ご褒美プレゼント!
Z会幼児コースの年中さん、年長さんコースには、ご褒美のプレゼントがあります。
Z会に加入すると、マイページにログインできるようになり、ポイントをためると、プレゼントと交換することができます。
ポイントは、毎月の添削課題を提出することで、獲得することができ、10ポイントからプレゼントと交換可能!
プレゼントは、シャープペンやペンケースなどの文房具から、顕微鏡や図書カードまで、役立つ実用品が多いので、パパ、ママにとってもうれしいですね。
添削課題は難しいものではなく、ぺあぜっとで経験したことの絵をかいて、保護者がコメントを添えるだけ。
担当の先生からコメントがもらえます。
自分の頑張りを目で確認することができ、〇ポイント貯めよう、と目標をもって取り組めるので、学習習慣を身に着けることにもつながっていきます。
お得なプレゼント
年中コース を受講すると、『ぺあぜっとファイル』、『イーマルまないた』、『もちかたかんぺき!さんかくえんぴつ』がプレゼントでついてきます。
「ぺあぜっとシート」などを保管するのに最適な、A4サイズのクリアファイル。 お子さんの学習したものを入れて、成長を記録していくのもいいですね!
食育体験のときに使える、樹脂製のまないたシート。 軽くてやわらかいので、材料を切ったあと、鍋に入れるときにまないたごと持ち上げられて便利です。
持ちやすく、正しい持ち方を身につけられる太軸の三角えんぴつ。 4Bのやわらかい芯でできているので、指先の力が弱いお子さんでもしっかり書けます。
Z会幼児コースの効果は?
Z会幼児コースは、『あとのびする力』がつくことで有名です。
あとのびする力ってなに?
実際にあとのびする力についてZ会に聞いてみました
Z会はあと伸びする力で有名ですが、実際にあとのびする力とは何なのでしょうか?
Z会では、ペアゼットという体験型のワークを用意しています。ぺあぜっとで、実際に身近なものの不思議や原理に触れることで、体験としての学びを身に着けることができます。例えば、光の反射について小学校などで学んだ時に、ペアゼットで遊んだ光の反射の原理がこういうことだったのか」と教科書と繋がっていく。このような成長を「あとのびする力」と呼んでいます。
確かに、ただ知識として学ぶより、体験として実感した方が、しっかりと定着していく気がしますね!
Z会幼児コース(年中)の現役保育士の評価
Z会の内容って本当にいい内容なの?
実際、受講するとなると、お金もかかりますし、教材としての価値が気になりますね・・・。 そこで、保育歴10年の現役保育士さんに、Z会の教材を見てもらいました!
これがZ会の年少コースの教材なのですが、実際受講する意味はあると思いますか?
そうですね、もしこの内容をきちんと受講すればかなりお子さんの力が伸びてくるだろうな、と思います。
そうなのですね!それはすごい!
ただし、正直、年中さんで学ぶにはかなり難易度の高い課題、進んだ内容になっているな、とも感じます。1年間で学ぶ内容を見てみると、カタカナなどが教材内容に取り上げられていますが、実際保育園や、幼稚園の年長さんで学習するのはひらがなの読み書き。小学校入学時にできていてほしいのは、自分の名前がひらがなで書けることだといわれています。
確かに・・・。音読やカタカナは、小学校で学ぶイメージですね。
また、おもちゃなどのない教材ということですので、座って取り組むことに慣れていないお子さんにとっては、教材に取り組むこと自体が、少し難しいかな・・・とも思いますね。
なるほど・・・「ぺあぜっと」のほうはいかがでしょうか?やはり難しいですか?
「ぺあぜっと」の方は、学習型ではなく、どちらかというと体験型ということもあり、あまり勉強が好きでないお子さんでも楽しんで課題に取り組むことができるように思います。むしろ、このペアゼットを間に挟んで一緒に取り組んであげることで、勉強嫌いのお子さんも、少しずつ勉強に興味を持ってくれそうですね。
なるほど。でも、結局は勉強に慣れていないお子さんにとってはあまりおすすめできない教材なのでしょうか?
そうですね・・・座って作業をするのに慣れていないお子さんにとっては、おもちゃがついていたり、もう少しゲーム感覚で取り組める教材の方が興味を持ちやすいかな、と思います。
逆に、この教材が合うお子さんんはどんなお子さんなのでしょうか?
実は、勉強が好きかどうか、ということ以上に大切なのは、保護者の方が一緒に取り組めるかどうか、だと思います。難易度高めの『かんがえるワーク』は保護者のサポートがいりますし、ペアゼットは、イメージ的には簡単な自由研究、というような内容ですよね。
確かに・・・。
逆に、一緒に取り組んであげられるご家庭であれば、この内容で学べば、お子さんにとってかなりの力になるのではないかと思います。実はカタカナや音読は、小学校の1,2年生の学習指導要領に含まれる内容です。Z会は、この内容が年中さん向けに、解けるように作られている教材。もしこの教材で学んでいけば、小学校スタート時点でかなり他と差が出ることは予想されますね
そう考えるとすごい教材ですね!
ただし、お子さんに合わないのに無理に学ばせてしまうと、勉強自体にマイナスイメージを持ってしまうこともありますので、しっかりと教材を見て決めるといいかな、と思います
まずはお子さんが興味を持てる教材かどうか、無料の資料請求 で見てみるのがおすすめです
Z会は教科書よりも高いレベルができるようになる!?
Z会の教材は、他の幼児教材に比べると、全体的に難易度が高め、とのこと。実際に
Z会にもその点について聞いてみました。すると、
考えるワークは、内容が簡単ですぐに終わってしまったという声もあります
とのことでしたが、実際に体験して比較してみると、他の幼児教材内容に比べ、やはり若干難易度が高めです。
ご参考までにこちらの画像をご覧ください
こちらはこどもちゃれんじの「かず」の問題
注文されたアイスクリームの数だけシールを貼ります
こちらは幼児ポピーの「かず」の問題、動物の数と同じ数だけシールを貼っていきます。
Z会の「かず」の問題マスの数を数えて長さの比較をします
さらに、Z会は小学校2年生、3年生くらいになると、授業よりも発展、応用問題に重点を置いた問題が増え、教材の内容が平均よりもハイレベルなものになります(これについてもZ会に確認済みです)
そのため、Z会の受講を継続していくことで、応用や発展問題に日ごろから慣れていくことができます
教材のレベルが気になる方は、実際の教材を比較してみるのが一番よくわかります
\無料教材で比較してみる/
『ぺあぜっと』では毎月食育の内容がある?
ペアゼットでは、毎月子どもにもできる簡単なお料理や、季節行事の料理など、食育に関する内容が取り上げられています。
でも、食育ってどうしてそんなに大切なの?
実は、最近、朝食欠食等の食習慣の乱れや思春期のダイエットなど、心と体の健康問題が問題視さるようになりました。子どもたちに、正しい食事のとり方や、望ましい食習慣を定着させることで、心身ともに、健康な体を作ろう!と、厚生労働省では『食育に関する指針』を打ち出しました。また、保育所保育指針においても、食育は重視され、保育所保育指針中でも、大きな一つの項目として、食育が取り上げられています。
小さいころから食に興味を持たせてあげることがとても大切ですね!
Z会幼児コース(年中)のメリット・デメリット
〇体験的学習が多く、遊び感覚で楽しめるので、意欲的に取り組める
(自ら学ぶ、考える力がつく)
〇応用・発展問題になじんでおける
〇この年齢で身に着けておきたいこと以上のことが網羅されている
〇1か月から受講できる
デメリット
→おもちゃが欲しい人はこどもちゃれんじがおすすめ
〇難易度が高く、親のサポートがいる
→1人で学ばせたい人はスマイルゼミ がおすすめ
〇提出課題が面倒 →提出課題なしがいいならこどもちゃれんじ や幼児ポピー がおすすめ
Z会幼児コース(年中)はこんな人におすすめ
座って学ぶことができる(座って集中する作業ができる)
学習習慣を身につけさせたい
発展問題や応用問題が解けるようにしたい
提出課題やご褒美ありのものがいい
勉強だけでなく、生活習慣や食育面も網羅された教材がいい
一か月から受講したい
受講を決める前に必ずしておきたいこと
どんなにいい教材でも、お子さんに合わなければ、無駄になってしまいます。
長く続けていくものだからこそ、まずは無料の教材で、実際の教材に触れてみましょう!
無料資料の申し込みは非常に簡単
3~5分程度で終わります
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