難易度高めの教材としてもよく知られているまなびwith!子どもにやらせるには難しすぎる?小学校の準備には向かないの?
気になるあれこれを、ズバリ!現役保育士さんに聞いてみました。
まなびwithの年長コースはレベルが高すぎるって本当?やらない方がいいの?
まなびwithはお子さんによって、合う合わないが分かれる教材です。
特に難易度の面と、教科書準拠教材でないという面で、お子さんによって合う合わないが分かれてくるまなびwith。ただし、もしもお子さんが楽しく継続できるのであれば、かなりの効果が期待できる教材でもあります。
まずは気になるところから見てみましょう。
- まなびwithってどんな教材
- まなびwithの教材レベルは?
- まなびwithのメリットは?
- まなびwitnのデメリットや要注意ポイントは?
- まなびwithはこんな人におすすめ
- 【まなびwith】 VS 【Z会】どっちを選ぶべき!?
まなびwithってどんな教材
(引用:まなびwith )
料金 | 2369円~(税込み) |
内容 |
〇まなびブック |
幼児コースでは、オリジナルキャラクターの『まなぼうず』、小学生コースでは『名探偵コナン』のキャラクターと一緒に学ぶことのできる、まなびwith!
紙のワークの他に、デジタル教材や、添削テスト(年中から)、DVDなど、教材内容が非常に充実した学習教材です。特に、図鑑での調べ学習や、論理的思考力を養うパズルなどが特徴的です。
(Q:ありの巣の中にはどんなお部屋があるかな?)
教科書準拠教材ではないため、教科書の進度に関係なく、自分のペースで、『考える力』や『探求心』、『学習への意欲』を伸ばしていけるのもまなびwithのメリット。ワークでは、応用・発展問題が多く、続けていけば、かなりの力がつくことは間違いありません。
教材難易度は高め。小学校の先取り学習としては十分すぎる内容です。
同レベルで教科書準拠教材がいい方はZ会がおすすめ。必ずと言っていいほどまなびwithと比較される、Z会との違いも確認しておきましょう!
まなびwithの教材レベルは?
実際のワークの内容はどんな感じ?
こちらが実際のまなびwith年長コースのワーク。年長さんから算数の引き算や、ひらがなの接続詞について学んでいきます。
今夜の満月は「コーンムーン」と言うそうで!実りの秋の到来、季節を楽しみながら過ごしたいものですね。
— 小学館の通信教育 まなびwith (@manabiwith) September 2, 2020
写真はまなびwith年長コース9月号より♪
お子さんにも季節を楽しんで取り組んでもらえますように!#コーンムーン pic.twitter.com/iV9AK6Zvmf
Q:はじめに4個ある柿から2個とると、残りはいくつでしょう?
年長さんからすでに算数の足し算や引き算についても学んでいきます。
まなびwith年長コースでは10月号から文づくりがスタート!
— 小学館の通信教育 まなびwith (@manabiwith) September 18, 2019
9月号では、その前段階として「を」「は」「へ」の読み、書き、使い方を角度を変えて繰り返し学ぶことで習得します。
9月号の申込締切は9/20(金)♪
年少~小6コース9月号教材の詳細はこちら!https://t.co/AB1O6vbuaZ pic.twitter.com/EClnGpKYHS
Q:正しい方の文字を丸で囲みましょう。『わたし(は)(わ)、ちょきりんです。』
こちらは言葉の問題。ただひらがなをかけるようにするのではなく、「は」「を」「へ」など、使い方によって読み方の変わる文字についても学んでいきます。かなり本格的に文章の読み書きについてまで出題されていますね。
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Q:はな先生の話を聞いて、みんながいる部屋にシールを貼りましょう。『かけるんは3階の左から2番目の部屋にいます。』
左右が分かるだけでなく、縦横を対応させて考える考え方の理解が問われる問題。
まなびwith作文コンクールには幼児部門も!
— 小学館の通信教育 まなびwith (@manabiwith) December 17, 2019
今回の幼児大賞は、森本瑞生さん(年長)。
「バイバイ」ではなく「またね」。言葉への観察力や、あたたかいコミュニケーションの様子が伝わってくる作品です!
ぜひ、こちらからご一読ください。https://t.co/L0sNHCFVVB#まなびwith #作文コンクール
作文コンクール
こちらはワークではなく作文コンクール。ひらがな、カタカナの習得だけでなく、文章や作文をする問題も出題されます。年長さんで作文コンクールとは、レベルが高いですね!
足し算、引き算、作文は、実は小学校1年生の学習指導要領に盛り込まれている内容です。
年長さんの時点で、ここまで学んでおけば、小学校でのお勉強もばっちりですね!
【保育士のワンポイントアドバイス!】
ちょっと難しすぎるかな、という場合には、こちらの教材からやってみるのがおすすめです。
年長コース1年で学ぶ内容量は?
年長さんの1年間で、ひらがな、カタカナの読み書きにとどまらず、文章を読んだり、作文を書く問題も出題されます。また、足し算引き算も式を使っての計算をしたり、と内容は小学校1年生で習う内容をかなり先取りしています。
1年間で学ぶ内容 | |
文字・言葉 | スピーチや話し合いができる |
文を読む・作文をする | |
カタカナの読み書き | |
ひらがな50音の完全習得 | |
数・形 | 数字を書く |
0という数 | |
20~50までの数 | |
足し算引き算の式と文章題 | |
形を組み合わせたり配置を捉える | |
形が動くとどうなるかイメージできる | |
上下左右から何番目か数えて数字を書く | |
複数を見比べて1番を見つける | |
体験 | ルールを理解し、ルールを守って遊ぶことができる |
疑問に思ったことを自ら調べて考え、理解を深める | |
発想を広げ、自分なりに工夫する | |
思いやりの心を育てる | |
正しいマナーを身に着ける |
年長さん年齢で学ぶには、かなり難易度高めの問題ですが、ワークだけでなく、デジタル教材も豊富で、興味をもって学ぶことができ、さらに添削テストでしっかりと学びが定着していくのがまなびwithのメリット!
さらに詳しい月間のカリキュラムはこちら
年間カリキュラム 年長(5歳~6歳)|通信教育まなびwith(ウィズ)
まなびwithの年少・年長さんの詳細はこちら
まなびwithのメリットは?
まなびwithは、会員サービスがとにかく充実している教材です。また、小学校の教科書の流れにとらわれず、お子さんのペースで探求心や考える力をつけていけるのも、この教材のメリット!
※気になるものをクリックすると詳細までスクロールします 。
会員向けサービスが充実
まなびwithでは、会員向けに、様々な充実のサポートを行っています。利用できるサポートはなんとこんなに!
- うきうきDVD
- まなぼうず絵本シリーズ
- お誕生日カード
- デジタル版・図鑑NEO
- デジタルライブラリ
- 知育ゲーム
- ダウンロードプリント
- 添削テスト
- おうちwith・お家の方マイルーム
※一つひとつ詳しくご説明していきます
うきうきDVD
(引用:まなびwith )
ひらがな・数・アルファベットなどを楽しく学べるDVDです。ほかにも、遊びながら創造性をはぐくむ工作など、お子さんの興味をくすぐるコンテンツが満載。
まなぼうず絵本シリーズ
(引用:まなびwith )
まなびwithで一緒に勉強していくキャラクター「まなぼうず」の絵本。お話や迷路などが楽しめるB6サイズのミニサイズ絵本です。
お誕生にカード
(引用:まなびwith )
まなびwithでは、お子さんのお誕生日前に、立体のお誕生カードを 届けてくれます。かなり豪華な飛び出すカード!
デジタル図鑑・NEO
(引用:まなびwith )
動画で生き物の動きや鳴き声をチェックできるデジタル版図鑑。デジタル図鑑は教材と連動しているので、問題を解く中で、よりしっかりと身についていきます。スマホさえあればいつでも見られますので、気になることがあったら、すぐに図鑑で調べてみることが出来ます。
知育ゲーム
(引用:まなびwith )
繰り返し学ぶことのできるデジタル学習ゲーム。ことば、かず、形から、プログラミング的思考を養う物まで、幅広く用意されています。
ダウンロードプリント
(引用:まなびwith )
幼児教材は数多くありますが、実はプリントのダウンロードができる教材はなかなかありません。まなびwithでは、追加問題をプリントアウトできることで、反復学習をすることができ、より知識の定着しやすい教材です。
デジタルライブラリー
(引用:まなびwith )
「なぞなぞ」「クライシス・シリーズ」「初めての日本の歴史」など、厳選された小学館の書籍を楽しむことができます。こういったサービスが利用できるのは、出版会社から出されている教材の強みですね!
添削テスト
(引用:まなびwith )
9月号と1月号の年2回、テストを受けることができます。内容はイラストがいっぱいで、シールや迷路など、お子さんが楽しく取り組める内容になっています。
(引用:まなびwith )
(画像元:まなびwith公式サイト 小学生向けまなび賞)
小学生になると、この添削テストで「まなびシール」がもらえ、これを集めると、かなり豪華な「まなび賞」とも交換することができます。
おうちwith・お家の方マイルーム
おうちwithは、学習のねらいや、特別教材の紹介など、お家の方へのおたよりです。これを読むことで、まなびwithの活用の仕方が分かります。また、おうちの方マイルームでは、学習アドバイスはもちろん、本、旅行、料理、最近話題のことなど、ファミリーライフをサポートする内容を自由に楽しむことができます。
小学校の先取り教育ができる
まなびwithの年長コースは小学校の先取り学習には十分すぎる内容!
まなびwithの年長コースでは、ひらがな・カタカナの読み書きだけでなく、文章作成や作文、足し算・引き算の式と文章題についても学んでいきます。これは、小学校1年生で学ぶ内容!
自分で考える力・応用力・発展力が身につく
ワークに応用問題が多いのもまなびwithの特徴の1つ。普段から応用・発展問題に慣れておけば、小学校で難しい問題が出された時にも安心ですね。
また、まなびwithの最大の特徴ともいえるのが考える力を育てる【図鑑学習】や【ちえ】の学習。調べ学習や謎解きをしながら自分で答えにたどり着いていくことで、『自分で考える力』や『探求心』、『学習への意欲』を育てていくことが出来ます。
(引用:まなびwith )
会員サービスのデジタル図鑑が、紙教材のワークと連動しているので、普通の図鑑には興味を持ってくれない、というお子さんでも安心。デジタル図鑑では、動物の鳴き声などを聞くこともでき、お子さんも興味を持って楽しみながら勉強することができます。
まなびwitnのデメリットや要注意ポイントは?
まなびwithは、難易度が高いために、お子さん一人で解くのが難しく、大人のサポートが必要になります。また、英語は小学生からで、幼児コースには教材がありません。
何より受講前にチェックしておきたいのは、教科書準拠の教材ではない、という点。
教科書にとらわれずお子さんのペースで学べるのがメリットの半面、教科書に沿った内容で学ばせたい、という方には、あまりおすすめできません。
教科書準拠教材ではない
まなびwithは、教科書の流れに沿った教科書準拠の教材ではありません。 【図鑑学習】や【ちえ】の学習で考える基礎を作りながら、どんどん応用・発展問題に取り組んでいく教材です。
小学生になると、名探偵コナンのキャラクターと一緒に『謎解き学習』をしたりと、思考力を伸ばす教材が充実しています。思考力や謎解きよりも、小学校とのギャップなく学ばせてあげたい、という方は、教科書準拠の教材がおすすめ。
特にZ会はまなびwithと同難易度の教材として、受講を決める際によく比較されています。
難易度が高く大人のサポートがいる
まなびwithは、保護者が一緒に取り組めるかどうかがキーポイントになってきます。
難易度が高めな教材ということもあり、保護者の方が一緒に取り組む必要のある教材です。手がかかるというデメリットがある反面、大人が一緒に取り組めれば、非常に充実した教材になります。
どんな子なら受講しても大丈夫なの?
『座っての作業経験がある』『どうして?と考えたり、調べるのが好き』というお子さんにはおすすめの教材です。
調べ学習が好き、幼稚園などで座ってのお勉強に慣れている、というお子さんなら大丈夫だと思います。心配な方はまずはお試しの無料教材で試してみましょう。
英語の教材がない
まなびwithで英語の課題が出題されるのは、小学生から。幼児コースのうちには、英語の課題は用意されていません。 英語を一緒に学べる教材がいいなら、【Z会】、【スマイルゼミ】なら、通常の教材コースでも一緒に英語を学ぶことができます。(こどもちゃれんじ、幼児ポピーは別プランでの受講が必要)
英語はまた別に学びたい、という場合には、こちらの英語教材が人気です。
まなびwithはこんな人におすすめ
まなびwith年長コースはこんな人におすすめです。
自分のペースで学習に自信を持たせてあげたい
基礎だけでなく、応用や発展問題も解けるようにしたい
自分で考える力を育てたい
デジタル教材の利用できるものがいい
しっかりと復習できるものがいい
親が一緒に取り組むことができる
【まなびwith】 VS 【Z会】どっちを選ぶべき!?
まなびwithとZ会の違いは?
(引用:まなびwith )
まなびwithは教科書の流れにとらわれず、どんどん探求心や考える力を伸ばして課題に挑戦していく教材。幼児コースには英語はありませんが、デジタル教材が充実していて、2020年から小学校で取り入れられているプログラミング的思考についても学ぶことが出来ます。
(引用:Z会)
Z会は、教科書準拠の教材。通常のワーク他に、【ぺあぜっと】という体験型ワークがあります。ペアゼットは、身近なふしぎについて体験の中で学んでいくというもの。内容は、夏休みの自由研究の様な感じです。英語はデジタル教材の中で学んでいくことが出来ます。
まなびwith | Z会 | |
教科書準拠 | 教科書準拠ではない | 教科書準拠教材 |
英語 | なし | あり |
紙面教材 | ・まなびブック ・添削テスト |
・考えるちからワーク ・ペアゼット (体験型ワーク) |
デジタル教材 | ・図鑑 ・ライブラリ ・知育ゲーム ・プリントダウンロード ・お家の方マイルーム |
・考える力ワーク ・英語 ・マイページ |
提出課題 | あり(添削テスト) | あり(ペアゼットシート) |
料金 | ¥2369~ | ¥2431~ |
どちらの教材も、応用・発展問題に力を入れており、難易度高めなのが共通点。提出課題もあるので大人のサポートが必要ですが、続けていれば、学習に自信をもつことが出来ますね。
どっちを選べばいいの?
教科書に沿って、学校での勉強とギャップなく学べるようにしてあげたいのなら、【Z会】。お子さんのペースでどんどん学ばせてあげたい、デジタル教材が豊富なほうが興味を持ちそう、という場合には【まなびwith】を選ぶのがおすすめです。
無料のお試し教材で比較してみると、どちらがいいかよくわかります。
幼児コースだけでなく、小学1年生分の教材も一緒に申し込むと、より2つの教材の特色が分かりやすいですよ。