IHヒーターの汚れってどうすればいいの? 綺麗に使うことってできないの?
結論から言ってしまえば、IHマットなしで綺麗に使い続けるのは難しいです。
マットを使わない場合は、いずれはこうなっていきます。
IHコンロのこの汚れが落ちない。
— 松本哲治(浦添市長) (@tetsuji_matsu) March 15, 2020
焦げかな、どんどん大きくなる。
どうしたらキレイに落とせるでしょうか?#IHコンロの汚れ #日曜男家事 pic.twitter.com/7pqPZM1fJB
IHマットは種類によっても全く性質や耐久年数が違います。まずは種類ごとの性質をよく見ておきましょう。
IHマットでどのくらい汚れを防止できる?
マットありとなしで1週間使った時の違い
こちらは、IHマットを使用せずに1週間料理をし続けたIHヒーターです。汚れが見た目にもこびりついているのがよくわかりますね。
こちらは、IHマットを1週間貼りっぱなしにした状態で調理した場合。上の画像と比べても、IHマットを使用した方がきれいに使えるのは一目瞭然ですね。
マットなしの場合、掃除である程度カバーしたとしても、年々うっすらと茶色く黄ばんでいくのは避けられません・・・。
マットありで1年間使ったbefore after
1年前
現在
IHマットを使った場合、1年たってもほとんど汚れの状態は変わっていません。
IHマットありの方が汚れずに済むのは間違いないですね!
種類によっては火災の危険も!? まずは安全なおすすめマットをチェック!
使ってみてのメリット・デメリットは?
IHマットを使ってみてのメリット・デメリットはこちらの通り
メリット
デメリット
※気になるものをクリックすると詳細が見られます。
1つひとつ詳しくご説明していきます。
汚れない
こちらは、マットを使用せずに1年ほど使い続けたIHヒーターです。
一見綺麗そうに見えますが、よく見ると、ガラス表面の点が少し茶色に変色してきています。毎日ヒーター使用後には必ず水拭き、週に一度は洗剤での掃除と、徹底して手入れをしていましたが、徐々に汚れは濃くなってきています。
この状態から、マットを使い続けて2か月たった状態がこちら
目に見えるような汚れの変化はなく、2か月たった後でも、マット使用前と同じ状態が維持されています。
1年以上使い続けた状態がこちら
マットに変えてからは、ほぼ汚れ跡はついていません。
マットありの場合、IHヒーターにマットがピッタリ張り付いて、接着面に隙間ができないため料理中にはねた調味料などが入り込んだり、汚れがこびりつくのを防ぐことが出来ます。
さらに、なべ底の水滴や汚れが直接ヒーターに付着するのを防いでくれるため、汚れの付着自体を予防することが出来ます。
手入れが楽
IHマットなしの場合だと、調理後拭き掃除をせずに1週間使い続けるとここまで汚れが広がってしまいます。
さらに、毎日使用後拭き掃除&週末に洗剤で掃除を続けていても、一度付着してしまった汚れは完全には落とすことが出来ず、少しずつ黄ばみや焦げ付き跡がついていきます。
IHマットを使えば、ヒーター本体にマットが隙間なく張り付くため、そもそも汚れが入り込むことがありません。そのため、上の画像のように、1週間貼りっぱなしで拭き掃除すらしなくても、かなり綺麗な状態を維持することが出来ます。
IHマットを使っている場合の手入れは、調理中に汚れたら、マットの上からさっとひと拭きでOK。マットなしの場合と比べると、かなり掃除が楽になりました。
見た目にもおしゃれ
IHマットは様々なカラーやデザインのものあり、台所のアクセントとして使ってもとってもおしゃれ!特にガラスタイプは劣化が少なく、見た目のデザインもシンプルで主張が強すぎないため、人気が高いです。
コスパがいい
IH本体を取り換えると、なんとお値段は平均5万円~。清掃業者に清掃を委託することもできますが、こちらも結構なお値段がかかってしまいます。
一番高いガラスマットを購入しても1万円前後。しかもガラスマットの場合は購入してしまえば何年も使うことが出来ます。
IHマットなしで汚れがひどくなり、本体の取り換えをするよりも、マットを購入して汚れを防止していく方が断然コスパがいいです。
揚げ物の時には使えない
マットの材質に関わらず、どのIHマットも、揚げ物をすることはできません。
注意事項にも、『火災の恐れがあるため、揚げ物は禁止』という注意書きがあったのですが、実験のため、一度だけ揚げ物をしてみると・・・。
「正確な温度が測定でいないため、ヒーターを止めます」となってしまい、揚げ物自体をすることができませんでした。揚げ物の際には、マットは敷かず、安全第一で調理をするのが一番です。
材質によってはすぐに買い替えになる
IHマットには、ガラス製、IHシリコン製、ガラス繊維、布製などの物がありますが、ガラス製以外は、比較的劣化が早く、定期的に買い替えの必要があります。
こちらは我が家で使っているシリコンマット。実はこのマットは2代目。最初に購入したものは、半年ほどでよれてきてしまい、一度買い換えました。ただし、2代目も使用して半年ですが、裏返すとこの状態・・・。
そろそろまた買い替え時期が近いです・・・。
また、シリコンマットはほこりがつくので、気になる方はガラス製マットの方がおすすめ。
ガラス製のIHマットは、他の材質に比べ、価格が高めのため、ついシリコンマットを購入してしまったのですが、結局何度も劣化して買い替えることを考えると、結局ガラス製の方がコスパがよかった、と反省しています。
トータルで見ると結局ガラス製が一番安い。
キッチンペーパーで代用できるって本当?
IHマットの購入に悩んで色々調べたところ、IHマットの代わりにキッチンペーパーが代用できるという記事を発見!実際に3か月ほどやってみました。
その結果・・・
キッチンペーパーありの方が汚れないが、毎回ある程度汚れはつく
キッチンペーパーは意外にコスパが悪い・・・
さすがに見た目が悪い
キッチンペーパー使用中のIHヒーター
1週間掃除せずに使った場合の汚れ
実際にキッチンペーパーと市販のマットを両方使用し続けてみて、IHの汚れを防ぎたいのであれば、市販のマットを使用するのが一番だと、実感しました。
キッチンペーパーを使ってみた詳細についてはこちらからチェック!