くすぐり遊びで子どもの能力が高くなるって本当?
本当です! 早速詳しくご説明していきます。
小さなお子さんのいる方は、有名ブランドのベビーバスタオルが無料でもらえます。

子どもがいるとよく、「こちょこちょ~♪」「まてまて~くすぐっちゃうぞ~!!」なんて遊び、よくしますよね!子どもがキャッキャと笑うので、嬉しくてついやってしまうこの遊び・・・。
実はこの遊びによって子どもの能力が高められているのです!!
みんなが何歳くらいから勉強しているか気になる人はこちらも一緒にチェック!
どうしてくすぐると笑うの?
「くすぐり」いうのは、非常に特殊な感覚です。
くすぐりは、快と不快の混在する感覚です。 くすぐられた時の子どもは、体をよじって必死に逃げようとしますね。これは脳の神経系が、くすぐられる感覚に回避の命令を出しているためです。にも関わらず、子ども達はキャッキャと笑っている。これは、くすぐられることに対して同時に快の感覚を感じるためなのです。
くすぐりで笑うのは人間だけじゃない!?
くすぐられて笑うのは、なんと人間だけではありません。
チンパンジーはもちろん、最近では、マウスの研究でも、これらの動物たちが、くすぐられると笑うことが検証されています。特にマウスの研究では、マウスはくすぐられているときだけでなく、くすぐろうとするような手の形をするだけでも、くすぐられた時と同じニューロンの働きが見られたとのこと。また、くすぐりをやめると、くすぐる手によってきて声をあげ、その手を追いかけて遊ぶ姿も見られました。
まさに、こちょこちょをされた子どもと同じような反応ですね!!
くすぐったいのは実は気持ちの問題!?
例えば、自分で自分のことをくすぐってみたとします。この場合、くすぐったいという感覚は起こりません。これは、脳が、自分の行動をすでに予測しているために、触るという感覚と触られるという感覚を同時に認識してしまい、くすぐったいという感覚に行きつかないためです。一方、他人にくすぐられた時には、触られる感覚が直接脳に届きますので『くすぐったい』と感じることができるのです。
また、全く見知らぬ他人に突然くすぐられた場合なども、子ども達はくすぐったさ以前に恐怖を感じてしまい、『くすぐったい』と感じて笑うよりも、恐怖で泣いてしまう結果へと繋がります。
「くすぐられて笑う」という一連の動作が起こるのは、以下のような精神的要素が大きく関係しています。
親しい人とのコミュニケーションだと認識しているため
くすぐりが遊びであることを理解しているため
くすぐり遊びで能力の高い子に!
くすぐることで快の感情を感じると、A10神経系と言われる神経が刺激されます。このA10神経系とは、喜怒哀楽をつかさどる神経で、人間の感情の源となっているものです。さらにこの神経が刺激されることにより、周辺の脳が活性化され、子どもの能力が高まるのです。
分かりやすく簡単に流れをご説明します。
くすぐられる
→『くすぐられて楽しい』と快の情報として、偏桃体(危険、安全、好き嫌いなどについての役割を担う)が認識
→記憶として海馬(記憶、想起に収容な役割を担う)へ
→快の記憶によりA10神経系(感情の源)が活性化
→ドーパミンの働きにより、前頭前野(認知や意思決定を担い、社会的行動を起こすのに欠かせない役割を担う)が刺激
→快の情動行動を起こす(笑う・遊びとしてくすぐりを楽しむ)
くすぐり遊びは、脳の重要な部位が刺激される脳のトレーニングになっているといえます。
(特に偏桃体の発達が促されることで、危機回避能力が高まると考えられています)
くすぐり遊びをすると、親子のスキンシップをとることが出来ます。親子で関わる中で、信頼関係が築かれたり、愛されていることを子どもが実感することで、自己肯定感を高めてあげることにもつながっていきます。『一本橋こちょこちょ』等、昔から、親子のスキンシップ遊びにもよく取り入れられていますね。
何気なく楽しんでいるくすぐり遊び・・・実は奥が深い!!
お子さんと楽しめる無料サービスも一緒にどうぞ!